鹿児島の屋根工事業者 株式会社有満瓦商店
屋根の葺き替え・雨漏り修理・瓦施工、お任せください。

既存屋根の撤去

瓦屋根の場合、傷んでしまった既存の屋根材である瓦を撤去していきます。取り外した瓦は重ねて整理していきます。一般的に、屋根の上は傾斜があるため不安定です。重量のある瓦が落下しないように、細心の注意を払いながら作業を進めていきます。

葺き土や瓦桟の撤去

古い建築様式の屋根の場合には、屋根の下に葺き土と呼ばれる土が敷かれています。葺き土は粘度が高く、瓦をくっつける役割を果たしています。葺き替え工事の際は、この葺き土や瓦桟も一緒に撤去します。

下地の状況確認

下地の状況を確認し、腐食の状況を確認しながら修繕を行います。この際、下地に痛みがなければそのまま再利用します。痛みがある場合には上から板で補強、板そのものを交換します。

野地板の補強

下地が野地板の場合は、針葉樹合板を既存の板の上に重ねて貼り、下地の補強を行っていきます。この作業により、屋根の強度を高めることが可能です。

防水シートの貼り付け

屋根の防水性を高めるために、防水シートを野地板に貼り付けていきます。軒先から棟に向かって隙間なく並べるようにします。この工程は、雨の侵入を防ぐために欠かせない工程となります。

屋根材の施工

新しい屋根材を貼り付けていきます。防水シートと同様に、軒先から棟に向かって貼り付けを実施します。

棟の施工

棟部分に棟瓦やスレートの場合は板金を施工します。棟は雨水が入りやすい場所となるため、丁寧に設置し、合わせてシリングを行うことで防水対策を行います。

検査と清掃

施工内容のチェックを行います。合わせて、清掃も実施します。

瓦屋根

30年を目安として、葺き替え工事を検討しましょう。屋根材のなかでは、比較的メンテナンスが不要になりますが、地域によって大きく異なります。瓦が割れている・かけている、コケが生えている、瓦同士がずれているなど、これらの現象が見受けられる場合は業者に依頼しましょう。

金属屋根

20年を目安として、葺き替え工事を検討しましょう。金属屋根の場合、塗装が剥げていたり、金属部分のサビ・腐食、浮き上がり現象が見られたりする際は、業者に依頼しましょう。

トタン屋根

10年を目安として、葺き替え工事を検討しましょう。定期的にメンテナンスを行うことで、トタン屋根自体の寿命を延ばすことが可能です。しかしメンテナンスを怠ってしまうと、葺き替え工事の時期も早くなってしまいます。赤みを帯びたサビが見られる場合は、早急に業者に依頼しましょう。

屋根の劣化は発見しづらいですが、安心して暮らすためにも定期的にチェックすることをおすすめします。